アイ
跡邊朋佳
Atobe Tomoka
屋代研究室
その他
光と影_すべてが「私」をつくっている
他者の視線に照らされた自分は「光」として形づくられ、
自分だけが知る感情や弱さは「影」として内側に沈んでいく。
本作は、他者から見た自分と、自分自身が知っている自分とのあいだに生まれたズレや違和感を、光と影の対比によって可視化したものである。
同じ一人の人間でありながら、見る角度によってまったく異なる存在になってしまう――その苦しさと静かな葛藤を表現している。
本作品は「光と影」をテーマに、他者から見える姿と、自分の内側にある感情との間に生まれるズレを表現しています。
薄手の布は、内面の複雑な構造や感情の揺らぎを象徴し、空気の流れによって常に揺れ動くように設計しました。
制作を通して、周囲との関係の中で生まれる違和感や葛藤もまた、否定されるべきものではなく、個人を形作る大切な一部であると捉えるようになりました。光と影が共に存在するように、本作ではその両方を含んだ姿に目を向けています。
この作品が、ご覧になる方それぞれにとって、ご自身を見つめ直し、改めて自分のを受け入れるきっかけとなれば幸いです。
制作にご協力くださった方々、ご指導いただいた皆様、そしてご鑑賞くださった皆様に、心より感謝申し上げます。
【過去の制作】
https://2022at21.myportfolio.com/work
