継ぐかたち ー伝統工芸の技をCGで再構築する試みー

金田 悠夢

Yumu Kaneda

工藤研究室

CG

木からデータへ、獅子舞は続く

山形県白鷹町の獅子舞で使用されている獅子頭を生成AIや3DCGソフトウェアを活用し、3Dプリンターで獅子頭を製作しました。又、獅子頭彫り師の渋谷さんへ取材を行い、獅子彫り師の視点から見た獅子舞文化の課題や将来性を探りました。これまで獅子彫り師の手で守り続けられてきた獅子頭と、デジタルで未来へ残す獅子頭。2つの”つくる”を並べることで、獅子舞文化継承の現在地と未来の可能性を研究しました。

1年間を通して私の地元である山形県白鷹町の獅子舞・獅子頭に着目し、「伝統におけるCG技術の可能性を探る」という研究テーマを元に卒業制作を進めてきました。私が小学生の頃から参加している地域の祭りで振られている獅子頭を制作するということは昔からの夢の1つだったので卒業研究という機会で制作できたことはとても嬉しく思います。特に3Dスキャン後、AI生成し、3DCGソフトウェアで面や頂点を滑らかにできるように調整することが難しかったです。卒業制作が改めて地域の獅子舞について知るきっかけ、そして獅子頭彫り師の渋谷氏とも繋がるきっかけとなりました。この繋がりをここで終わりにせず、今後に繋げていきます。教授の皆様には、卒業制作にて様々なご助言を頂き、誠にありがとうございました。特に工藤先生には工藤研究室を始め、授業時間外でも卒業制作がより良くなるように多角的な視点でご助言を頂き、誠にありがとうございました。工藤先生のご教授もあり、方向性を定め、作品を完成させることができました。今回の学びを今後に繋げていきます。ありがとうございました。これから卒業制作へ取り組まれる皆さん、1年間最後まで折れず卒業研究へ取り組むことができるテーマを選択することが大切です。卒業制作を1人で完結させるのではなく、地域の方や他学生、教授等様々な方々を巻き込んでください。巻き込むことで多角的な視点から意見をいただき、新たな気づきに繋がります。最後まで一生懸命取り組んでください。