人間の深みへ彫りゆく旅
私たちが見ている記憶とは、いったい何なのでしょうか。
木版画によるワンカットアニメーションである本作は、記憶、そして記憶になる前に消えてしまった感覚を彫り起こしながら制作した作品です。
連鎖し、揺れ動く記憶の流れを「彫る」という行為によって一時的にとどめつつ、記憶の果て、さらには人間の果てへと向かう道のりをご覧ください。
記憶の新しい解釈を目指した作品です。木版画をたくさん彫りました。彫る中で感じたこと、考えたこと、疲れ、痛み、楽しさといったものが線や像としてアニメーションになるように作業に打ち込みました。反省などはたくさんありますが、これからの糧としていきます。
ご協力していただいた方、本当にありがとうございました。