この世界に、意思などなかった
人々がマニュアル通り決まりきった人生を送ることが一般的(当たり前)な世界。
主人公・シンスケは「MANUAL」と書いた不思議な本をみつける。
世の中の人間が必ず手に持っている本、時間が一瞬で過ぎる現象、
シンスケは疑問を持ち始め、世の中の仕組みを探りながら、自由で意思のある世界を取り戻すため奮闘する。
「やりたいのに、できない」
そして、その後に拡がる「本当にやりたいことが出来る喜び」
コロナ禍で浮き彫りになった、人間の抑圧と解放のメカニズムとデザインを、生成AIによるモーションキャプチャツール「Wonder Studio」という新しいテクノロジーを用いて、物語・映像化しました。
私の頭の中に思い描いたSFという妄想を形にできたことに嬉しく思っております。
今思い返すと、撮影は、熱中症になりそうなジメジメとした夏から、寒さで凍え死にそうな冬まで、長い時間をかけました。そんな中でも、文句も言わず私の制作について来てくれたキャストの皆さん、スタッフの皆さん、関わってただいたすべての皆さんに感謝しています。
「何事にも誰かのためにやりなさい」という私の座右の銘があります。
一年間一緒に作り上げた仲間、やりたいことに親身になって導いていただいた教授、この作品を見てくれる人、
そんな誰かがいたからこそ私は頑張れたし、完成までたどり着けたと思っています。
みんなありがとう!!
この作品は、モーションキャプチャを用いたSF作品です。見ごたえありの作品となっておりますので、みんなに観てもらいたいと思っています。そして、みんなで語り合いましょう!