仮想の姿に映る”私”
足立七菜
AdachiNana
山本研究室
インスタレーション
動きの中に“自分”を見つける。
この作品は3DCGモデルを自分で動かす体験を通じて、外見的な要素を統一した中で生まれる「内面」や「自分らしさ」と向き合う機会を提供します。
鑑賞者はカメラの前で動き、モニターに映る仮想アイドルの姿を通じて、普段意識していない自分の動きや仕草の個性に気づきます。また、自由に動きを表現することで、自分らしさを再認識することができます。
表情豊かな女性型3DCGモデルを使用し、親しみやすさやエンターテインメント性を取り入れたこの作品は、内面に焦点を当てた新しいアプローチを提案します。あなたも仮想アイドルとなり、動きの中に隠れた“本当の自分”を発見してみませんか?
今回の卒業制作では、初めて人型モデリングに挑戦しました。これまで自分が取り組んできたこととは異なる分野であり、新しい技術を学びながら進めることができた貴重な機会でした。
自分の動きや仕草を考えることで、少しでも自分と向き合う機会を作れたら嬉しいです。最終的に、鑑賞者自身も楽しみながら自分らしさに気づくきっかけになればと思います。